モノにあふれた家で育ち、子どもの頃からお片づけが苦手だった私。
インテリアや収納特集は大好きで、一生懸命マネをしてみてもまた散らかってしまう。
その繰り返し。
整理収納の理論に出会ったことで、どんなに収納技やグッズに詳しくても、
整理のやり方を知らなければ意味がないことに気づくことができました。
しかし、
少しずつ家の中が整ってきた頃に感じた焦り。
「どこまでやらなきゃいけないのだろう」という気持ち。
巷にあふれる収納本や雑誌に出てくる美しくスタイリッシュな部屋の数々を見るたびに感じた
「うらやましい」という思い。
片づけが進んでいくうちに、徐々に自分の理想も高くなっていき、
できていないことに落ち込んで、いつしか片づけが苦痛になっていきました。
自分のレベル、生活にあったお片づけができていればいい。
そうして片づけていくうちに少しずつレベルが上がっていったら、
またそこに合わせたお片づけを少しずつしていけばいい。
そう思えるようになったら、気持ちが楽になりました。
理想の暮らしを思い描くことは大切なこと。
でも、
人と比べても仕方ない。
無理をしたら続かない。
自分らしく、暮らしやすくするためのお片づけで、
家族にとってのちょうどいいを見つけてほしい。
「等身大のお片づけ」
そんな想いを込めてお伝えしていきます。